05 | 自己破産する必要がなくなった |
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西田さん(仮名)の事例
- 住宅ローン残高
- 2,900万円
- 毎月の住宅ローンの返済額
- 12万円
- ボーナス月返済額
- 22万円
- 住宅ローン以外の借入額
- 190万円
- 毎月の住宅ローン以外の返済額
- 10万円
西田さんは、住宅購入当時、給料が上がっていくと想定し「ゆとりローン」(11年目以降の返済額が上昇するローン)を組んでいました。しかし、近年の不況で給料は上がるどころか下がってしまい、その結果、家計が苦しくなりました。カードローンなど、なんとかやり繰りしていましたが、カードローンの返済も負担になり、どうしようもなくなってしまいました。
西田さんのお悩み
・弁護士に相談すると自己破産をすすめられたが、高額な費用がかかること、また、自己破産に抵抗があり、できることならしたくない。
・「ゆとりローン」により上昇する月々の返済金額をこの先払っていけそうにない。
・このまま支払いに追われると子供の養育費などに影響がでてしまう。
・このまま自宅を所有していることで、貯蓄もできない。
私たちのご提案
・西田さんのご自宅を査定した結果、住宅ローン残金に近い価格で売却できそうなので、住宅ローンを全額返済しましょう。
・住宅ローン以外の借入金については、家計収支を見直し、無理のない返済額になるよう借入先と相談しましょう。
結果
・ご自宅は2,980万円で売却できたため、住宅ローンを全額返済しただけでなく、引越し費用も確保でき、自己破産することもなく解決。
・住宅ローンや固定資産税などの支払いがなくなり、年間の支払額が安定したことで、住宅ローン以外の返済計画をたてられるようになった。
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01
税金の差押えで売るに売れない・・・
勤めている会社の業績不振のため、給与は下がりボーナスはカットされボーナス時の支払いをするために消費者金融から借入し支払を続けていましたが会社は倒産し収入すらなくなりました。 すぐに再就職したものの以前の収入よりも低く借入先(金融機関)にボーナス払いを無くしてもらい住宅ローンの支払いは軽減されたものの、以前から滞納していた固定資産税や市府民税までは支払えず、ついに自宅マンションに差押えがなされました。
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02
金利の引き下げで・・・
22年前に3,680万円で新築マンションを購入し、頭金を680万円入れ3,000万円の住宅ローンを組みました。購入時は、管理費や修繕積立金も少額で影響はなく給与も右肩上がりであったため返済にはまったく問題ありませんでした。しかし、不況の影響で給与は上がらず、ボーナスも2割カットされるようになりました。 また、マンション管理費や修繕積立金の額も大幅に上がったことから、返済計画の見直しをしなければ苦しい状況になっていました。
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03
個人民事再生をしたものの・・・
板垣さんは住宅ローンを支払うためにした借金を2年前に個人民事再生し、住宅を手放すことなく解決しました。当初は住宅ローン以外の返済額が少なくなったおかげで、順調に支払いを続けていましたが、税金負担のある月や子供の教育費など、また民事再生手続きをした時の高額な費用を分割払いにしていたため、当初の計画通りにはいかず、税金などの支払いが遅れるようになり、住宅ローンの支払いさえも苦しくなってきました。
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04
保証人(兄弟)に迷惑がかかるため、自己破産もできず・・・
浅川さんは大手企業に勤めていましたが、リストラに遭い、転職しました。転職に伴い、給料が大幅に減り、家計が厳しくなり住宅ローンを支払うために消費者金融から借金をするようになりましたが、とうとう貸してくれるところも無くなりました。
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05
自己破産する必要がなくなった
西田さんは、住宅購入当時、給料が上がっていくと想定し「ゆとりローン」(11年目以降の返済額が上昇するローン)を組んでいました。しかし、近年の不況で給料は上がるどころか下がってしまい、その結果、家計が苦しくなりました。カードローンなど、なんとかやり繰りしていましたが、カードローンの返済も負担になり、どうしようもなくなってしまいました。
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06
年老いた親と同居のため、引越しできない・・・
井殿さんはご両親と奥様、息子さん夫婦の6人でお住まいでした。ご両親以外は働いていることから、住宅ローンの返済には問題ありませんでした。しかし、家長である井殿さんが体調を崩し、退職することになってしまいました。幸い井殿さんは回復し再就職しましたが、昨今の不況で以前の収入よりも減少し、住宅ローンの支払いが苦しくなりました。息子さん夫婦の協力と貯金で返済していましたが、とうとう貯金も底をついてしまいました。
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07
子供の卒業まで住み続けたい・・・
秋本さんは、7年前に離婚し、元夫名義のマンションに慰謝料代わりに住み続けることで、小学生のお子さんと一緒に暮らしていました。そんなある日、裁判所から「競売開始決定通知」が届きました。元夫が住宅ローンを支払えなくなっていたのです。
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08
リスケジュールで解決
昨今の不況により、ボーナスがなくなった横山さんはボーナス返済日に金利の高い消費者金融から借入し、ボーナス払いに充てていました。住宅ローンの月々の返済額については少し余裕がありましたが、ボーナス払いの穴埋めのために借入した分の返済が苦しくなってきました。
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09
あきらめていた借換えが・・・
20年前に念願の新築一戸建てを2,900万円で購入し住宅ローンを2,500万円で組みました。しかし、昨今の不況で給与は思うように上がらず、またボーナスも減るようになりました。購入当時は、子供も小さかったことから養育費用はかからなかったのですが、大きくなるにつれ、養育費などの臨時の出費が増えてきたことからボーナス払い時や月々の返済が苦しくなってきました。
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10
払いすぎた利息が戻ってきて、住宅ローンの支払いも軽減できた
リストラに遭い、生活のために消費者金融から借入をしてしまいました。再就職してからは地道に消費者金融への返済を続け、2年前に完済することができました。消費者金融への支払がなくなったものの、子供が高校生になり、教育費が負担になってきました。
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11
住宅ローン、消費者金融の支払が難しくなったが、住み続けたい・・・
勤め先の業績悪化により、給料が減り、ボーナスもなくなってしまいました。以前から生活の為消費者金融で借りては返すということを繰り返していましたが、収入減で消費者金融への返済が遅れがちに。さらに、どうにか払ってきた住宅ローンもボーナス払いのためのお金が用意できず、滞納してしまいました。
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12
債務整理で借金が大軽減
田中さんは12年前に自宅を購入し、3,500万円のローンを組みました。5年程前から収入が減りローンの返済が苦しくなりました。加えて子どもの学費で出費が重なったため、消費者金融からお金を借り始めました。5年間にかけて4社から借り入れと返済を繰り返し、気付いたら借金が350万円、毎月の返済は8万2,000円になっていました。